パンケヌーシ五の沢からチロロ岳 1880m


急峻な岩盤に怒涛の水流は圧巻!

コース名パンケヌーシ五の沢からチロロ岳。下りは2の沢から曲り沢
登山日2011.7.10(日)
天候雨のち曇り
メンバー山のメーリングリスト仲間8名
道路情報パンケヌーシ林道のゲートは2011年春から開放され、便利になった。車3台で行く。1台を曲り沢登山口にデポ、2台をその先3kmの五の沢林道出合に置いて出発
所要時間●登り:4時間45分  ●下り:3時間40分 休憩時間含む
参考タイム【5:45】五の沢林道出合(1゜05')1060二股(2゜40')藪漕ぎ開始(1゜00')山頂(1゜25')尾根乗越し(2゜15')曲り沢登山口【14:30】  ( )は休憩時間含む
山行メモチロロ岳は2000年にganさんがリーダーで曲り沢をそのまま詰めて登ったのが私の初登頂。その時は沢登りも初めて、鮮明に覚えている。2回目は千呂露川870右沢コースから、今回で3回目。前日は千栄山の家に泊まる。夜中に土砂降りの雨の音で2度ほど目が覚める。朝3時起床。朝食を摂り4時出発。パンケヌーシ川は増水気味だ。また、雨が降ってきて、曲り沢登山口まで届かない時に本降りになる。そこでganさんが中止宣言し戻る。途中で日高町チロロ岳登山会の車、数台とすれ違う。千栄山の家に着くと空が少し明るくなってきて、せっかく来たのに帰るのは勿体ないとKさんが「ペンケヌーシ岳だと登れるじゃない」というやる気満々の言葉がganさんの背中を押し、一転、決行を決断。五の沢出合まで約14.5kmを走る。出合にはトラロープが張られその前に2台駐車。相変わらず小雨とも霧とも着かぬ空模様。五の沢林道を5分歩いて入渓。1060二股まで増水した沢を淡々と登る。1060二股で小休止して右股に進む。1100ぐらいから渓相が一変。黄土色のゴツゴツした岩盤の上に小滝・中滝が連続する。勾配もあり、水量もあるので、勢いよくジグを切ってドドッと流れ落ちる。雨が降っているので、なるべく体を冷やさない様に登るが飛沫が容赦なく降り注ぐ。水が流れると言うより滑り落ちる感じだ。途中5mの滝が現れ、みなさんシャワーを浴びながら直登。寒さに弱い私は、Kさんとザイルを出して貰う。暫く登って行くと雪渓となった。雨がスコールの様に断続的に降ってくる。私は最近カッパを新調したが、ハイマツ漕ぎがあると言うことで長年使ったカッパを持ってきた。体を動かしている時はあまり寒くない。このカッパを濡らさず温存することにして、薄いウィンドブレーカーを着た。長い雪渓は急で滑ると下まで落ちていってしまいそうだ。Kさんは簡易アイゼンを付ける。雪渓を避け極力右側の草付き斜面を登る。雪渓も終わり、草帯から笹帯に変わる。その後、いよいよ本格的な藪漕ぎとなる。灌木帯からハイマツ帯に入ると必死に前の人に遅れないように登る。だんだん体が寒くなってくる。藪漕ぎ1時間、歩きだして4時間45分、やっと山頂に着く。山頂標識は新しくなっていた。雨の中をまず記念写真を撮る。私は寒さで少し震えがきていたので、ganさんに頼み、風の無いところで着替える。シャツを取替え、羽毛のベストを着て、その上に温存していたカッパを着る。さらにganさんからフリースの目出帽を借り万全の態勢にする。またMさんから熱いミルクティを頂く。体に沁みる美味しさ。嬉しかった。我々が到着してから5分後に5人パーティが到着し、我々より早く下山。雨が降っているが上半身はポカポカで快適。西峰コルから下で5人パーティを抜く。二の沢は雪渓で覆われていた。勾配が緩いので恐怖感はない。二の沢から曲り沢へ乗越す。曲り沢の夏道は皆無に等しかった。全くの沢登り状態でピンクテープを頼りに下りる。所々大崩壊した跡があり、土砂や倒木が堆積してる。さらに雨の後なので浮き石も多く神経を使う。徐々に天候が回復してきて、シャツ1枚で下りる。やっと北電の取水口に着きほっとする。今回の経験を生かし、さらに寒さ対策を強固なものにしようと思う。日高町チロロ岳登山会は西峰に登り無事下山したとの情報をあとから得た。よかった、よかった。

千栄山の家
五の沢林道入口

1060二股までは滝は無い
1060二股。右を行く

黄土色の岩盤に水が滑り落ちる

滝には釜がなく、連続して流れ落ちる

凄い迫力で滝が流れる様は圧巻!足掛かりがあり登り易い

飛沫を浴びながら高度を稼ぐ
迫力ある滝が40分ほど続く

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