冬山遭難防止講習会(チセヌプリ850m付近)


雪崩でのセルフレスキュー、吹雪でのビバーク法の実践講習会

コース名チセヌプリスキー場リフト終点から上がった所での講習
登山日2009.2.28(土)。講師1名。受講者18名
天候晴れ時々曇り
道路情報チセヌプリスキー場に集合。トイレ完備。リフト券1回250円
所要時間朝8時に集合。リフトが動き出す9時までスキー場でビーコンの使い方勉強会。講習会が終了したのが14時
講習会メモ最近、冬山での遭難事故、未遂事故が多くなった。他人事ではない。私自身「吹雪で視界が悪くグループから離れ一人でビバークしなければならない緊急事態になった時にできるだろうか」といつも不安があった。今回、経験豊富なOさんに講師をお願いし、北海道山メーリングリストの会員を対象に一泊二日で「冬山遭難防止講習会」を実施することになった。私が世話役となり、Oさんと計画書を作りMLで募集すると、あっと言う間に定員をオーバーしてしまった。募集を打ち切りOさんにお願いして、何とか全員が受講できることとなった。Oさんが講習会のマニュアルを作り、受講者がショベル、雪崩ビーコン、ゾンデ棒の3種の神器を持参して講習会となった。チセヌプリスキー場で集合後、リフト始発時間までの1時間、ビーコンの基礎を習得した。殆どの人が体験しているが復習だ。リフトに乗りリフト終点からチセヌプリの麓850m付近の平坦な場所に移動。ここで、雪崩ビーコンとゾンデ棒による捜索、遭難者の効率的な掘り出し法「V字コンベアー方式」を学んだ。私のビーコンはアナログ型の「オルトボックスF1フォーカス」だが、約80mぐらいから遭難者の発信音がかすかに聴こえることが分かったのは収穫だった。ビーコンによる捜索は何回も繰り返し実践学習して慣れないと難しいと感じた。その後、雪庇のある所に移動し、雪洞でのビバーク訓練となった。講師からビバークではとにかく落ち着き冷静さを失わないこと等のお話があり、二人一組で9組が雪洞を掘った。約1時間で殆どの組が掘ることができた。雪洞内での1時間の生活では、まず断熱マットをひくこと。持ってきた衣類はできるだけ着ること。ガスは寒くなったら雪を溶かして熱いお湯を飲み体を温める。ガスの使用は最小限にして大切にする。ローソクを立て、雪洞内の酸素不足の判定にすることなど多くのノウハウを学んだ。冬山では緊急時に対応するため、ショベルとガスコンロ類、非常用食料2日分はいつも携帯しなければならないと思った。約14時に講習会が終了、温泉に入り、16時から羊蹄山の麓にある山荘で、鍋を囲み、美味しいお酒を飲みながら講習会の反省会が夜遅くまで続いた。

チセヌプリスキー場に集合
スキー場でビーコンの基礎を習得

リフト終点。チセヌプリが見える
雪崩レスキュー講習場所に向かう

雪崩でのビーコンによる捜索訓練

遭難者発見後の「V字コンベアー掘り出し」の訓練

弱層テスト(ショベルコンプレッションテスト)
弱層で崩れた雪のブロック

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★冬山遭難防止講習会(2日目)ニトヌプリにて


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