御茶々岳 1331m


夫婦岩のアルペン的山容に圧倒されながら360度大パノラマの山頂へ

コース名十八線川コース 沿面距離:約15km。獲得標高:1389m  GPSトラック図
登山日2019.4.13(土)
メンバーHYMLの仲間3人
天候快晴・無風
道路情報国道38号線の富良野市山部駅近くの十七線か十八線から温水池に向かう。温水池を越えた所が十八線川林道入口。温水池から約700mにゲートがある
所要時間登り:6時間10分。下り:3時間40分。総所要時間:約10時間30分 休憩時間を含む
参考タイム【5:30】駐車地点(1゜00')渡渉(2゜30')コル(2゜40')【11:40】山頂【12:20】(1゜20')コル(1゜20')渡渉(1゜00')駐車地点【16:00】    ( )は休憩時間含む
山行メモ 北海道雪山ガイドでは槙柏山、御茶々岳、松籟山の三座をスキーで一気に踏破、グレードが最難度のコースだ。とてもじゃないが無理。昨年は槙柏山に登った。これだけでも感動ものだった。今回は5人を誘ったが皆さん所要があり3人となった。ゲート近くまで除雪してあったが、ターンができずバックで林道入口に戻る。渡渉地点まで1時間。昨年は丸太橋を渡ったが今回はSBを何なく通過。スノーシューのトレースがあり、それに導かれて登る。このトレースはアップダウンのないベストなルートだった。地図で見るより勾配もなく、何度か休みながら登る。振り返ると真っ白な大雪山と十勝連峰がクッキリと望めた。約2時間30分で槙柏山とのコルに着く。樹木を通して夫婦岩が圧倒的な迫力で現れる。計画では御茶々岳の南西尾根を少し登り左に廻り込むようにトラバースすることを考えていたが、尾根上に雪庇の塊があり無理と判断、少し戻って左から下った所からトラバースして進む。遠くに国境稜線の雪庇が見える。雪庇に遮られたら無理かなと思いながら国境稜線のコルに向かう。幸運にも1箇所雪庇のない所があり、そこを登り雪庇の上に出る。これまた素晴らしい景色が目に飛び込んできた。夕張中岳ほか西側にぽこぽこと三角錐の山が現れる。ここから極楽平方面に向かって結構な急斜面をスノーシューでトラバースしながら進む。私は慎重派、一歩一歩ビビリながら足を前に出す。途中でT女史と交替。T女史は怖いもの知らずか、バンバン進んで行く。少し緩やかになった所で右にターンしながら御茶々岳を目指す。御茶々岳の手前の平坦なピークに出ると、また景色が一新する。松籟山、富良野西岳、布部岳が景色に加わった。御茶々岳の標高点1331に向かって広大な雪原を一度下りてハイマツが少し出ている緩やかな斜面を登ると山頂へ。お互いに山頂登頂を讃えあい記念写真を撮る。暑寒別連峰、樺戸連山、羊蹄山、日高山脈なども見える360度の大パノラマを食事をしなが堪能。約40分も休憩する。下山は国境稜線に沿って急斜面をツボで下りた。あとは往路のトレースを忠実に辿る。御茶々岳は天候に恵まれたこともあるが、私がいままで登った雪山でも最高得点を上げたい山の一つとなった。
温泉ハイランドふらの 590円

十七線から写す
十八線沢林道入口に駐車

十八線沢林道を1時間歩く
標高500mのSB(丸太橋)を渡る

振り向くと真っ白な大雪山と十勝連峰
槙柏山のコルに向かって登る

槙柏山とのコルから望む御茶々岳
コルでは夫婦岩が迎えてくれる

コルから見る夫婦岩。大迫力に圧倒される

コルから望む槙柏山
国境稜線のコルに向かう

国境稜線は雪庇が発達している
雪庇の無い所が1箇所あった

雪庇を越えて国境稜線から見る夫婦岩

槙柏山も低い位置になってきた
かっこいいな!夕張中岳1493m

御茶々岳に向かって登る
御茶々岳の北尾根から望む

御茶々岳の北尾根から望む小天狗1272m、1263m峰、中天狗1316m(右)

御茶々岳の手前平坦なピークから
同じく夕張中岳

御茶々岳の山頂
山頂からの芦別岳

山頂からの夕張中岳
山頂から下る

御茶々岳を下山して雄大な雪原を歩く

国境稜線の雪庇と芦別岳
雪庇の無い下降口に戻る

槙柏山のコルに向かう
ゲートにやっと到着


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