オプタテシケ山 2012m~双子池~コスマヌプリ 1626m~トムラウシ南沼~トムラウシ温泉


念願だった人気の縦走路。3日間、荒天だったが充実感いっぱいの山行だった

【特記】美瑛富士避難小屋にはトイレがありません。携帯トイレを持参願います。

    夏期はテント型携帯トイレブースを設置しています。

コース名十勝~大雪縦走路
登山日2015.8.4(火)~8.6(木) 2泊3日
メンバー山のメーリングリストの仲間と二人
天候8/4(曇り、霧、強風)  8/5(曇り後雨、霧、強風)  8/6(雨)
沿面距離
獲得標高
所要時間
白金温泉登山口~双子池⇒11.5km。1400m。10時間40分
双子池~(コスマヌプリ往復含む)トムラ南沼⇒11.7km.1060m。9時間40分
トムラ南沼~トムラウシ温泉⇒11km。+222m-1540m。7時間05分   所用時間は休憩時間含む
参考タイム【5:10】登山口(2°00')天然庭園(2°00')【9:10】美瑛富士避難小屋【9:40】(3°20')【13:00】オプタテシケ山【13:30】(2°10')双子池【15:40】  ( )は休憩時間含む
【5:10】双子池(1°00')1569岩ピーク(45')1669ピーク(35')コスマ分岐(20')コスマヌプリ(20')コスマ分岐(2°40')ツリガネ山の下(1°40')三川台(2°20')トムラ南沼【15:50】 ( )は休憩時間含む
【6:20】トムラ南沼(5°40')温泉分岐(1°25')トムラウシ温泉【13:25】  ( )は休憩時間含む
道路情報車2台で札幌出発。1台をトムラウシ温泉にデポして、白金温泉登山口に1台デポ
テン場双子池は溜まり水を使う。双子池から三川台まで5箇所ほどテン場がある(水なし)
山行メモ 10時50分自宅発。東区のYさん宅に寄り2台でトムラ温泉へ。トムラ温泉まで約230km。Y車をデポして私の車で白金温泉観光センター駐車場へ。トムラ温泉から約160km。駐車場で夕食を摂り車中泊。
【1日目】
駐車場から白金温泉登山口へ。Yさんはスポーツドリンク3.2㍑。私は水とスポーツドリンク2.5㍑。曇り空に濃いガス。小屋まで何も見えず。4回ほど休憩を取り、花を愛でながら避難小屋へ。避難小屋に着くと同時に一瞬ガスが取れ、美瑛富士が見えたので、慌てて写真を撮る。30分休憩して出発。相変わらずガスの中を歩く。朝早く出発したオプタテ日帰りの単独者が下山してくる。ベベツ岳の所でキツネが歩いていた。餌が無いのかこんな高所にも登ってくるんだ。何回かアップダウンしてオプタテ山頂に着く。我々を追い抜いていった日帰り単独男性に写真を撮ってもらう。山頂からは標高差700mの下りが待っている。岳友sakagさんの2年前の山行記によると7/19に雪渓が残っていて、雪渓尻から水を取ったとの情報を得ていたが、雪渓は全くなし。早朝南沼から来た縦走パーティに続々と出会う。10パーティ20人には出会ったと思う。オーストラリア3人、フランス4人パーティにもいた。フランスパーティは家族で、10歳の男の子と12歳位の女の子も一緒で驚く。Yさんは英語がペラペラで会話も弾む。海外旅行ガイド本「ロンリープラネット」に、この縦走路が紹介されているとのことだった。双子池に着いた時は風が時々強く吹いたが雨が降らなかったのでテント張りで助かった。残った札幌の水は極力使わず、近くの溜まり水で炊事をする。ぬるいビールでまずは乾杯。ぬるくても腹に沁みわたり生き返る。Yさんは「次亜塩素酸」を持っていて汲んできた溜まり水に数滴垂らす。これで飲んでも大丈夫らしい。ウィスキーの水割りをチビリチビリやり、朦朧としてきたのでシュラフに潜り込む。
【2日目】
この日も一日中、強風とガス。風の音がゴーゴーと凄いが、登山道脇は木があるので、耐風姿勢を取るほどでない。双子池から1569mピーク間で100mほど藪があるが、そのほかは快適な登山道。リンネソウが多く、いろいろな花を愛でながら進む。途中でガスの中から硫黄沼が見えた。今日も南沼から来た4パーティ6人と出会う。ドイツ人カップルにも出会う。2時間20分歩くとコスマヌプリ分岐。sakagさんが30分でコスマヌプリ往復しているのを我々は40分かかる。そこからツリガネ山の下まで行くのに凄く長く感じた。ツリガネ山を過ぎて三川台の肩までゆるやかに登るとあとは平坦な道を進むと三川台。相変わらずガスの中。そこからも平坦な道が続く。チングルマは綿毛状態だったが、ウサギギクは満開。途中で真新しい熊の掘り返しが5箇所ほどあった。時々霧から雨模様になる。南沼もぼんやり見え、そこからの登りは強風と雨で吹き飛ばされそう。やっとの思いで南沼野営地に着く。ガスと雨の中からぼんやりと携帯トイレブースが見えたので判った。一人用のテントが一張あった。雨と風の中、やっとテントを張る。二人でよかった。結構体も濡れた。テントは風で揺れ、雨の強く叩きつける音も凄い。強い雨はいつまでも止まないので、水を汲みに行くこともできなかった。ガスも使えず、煮炊きをしなくてもよいものを食べで夕食にする。雨の音がうるさくラジオも聴こえないほど。しかしこんなにテントがありがたいと思ったのは初めてだった。
【3日目】
風は収まったが、朝から雨。トムラ登頂を諦めテントを撤収。旭岳から縦走して、昨日1日南沼で停滞した長野県の男性と一緒に下山することにした。雨は降り続き止むことはなかった。日本庭園、前トム平と過ぎ、コマドリ沢に着く。コマドリ沢には雪渓が残っていた。ここから左岸を進んで行くとコマドリ沢分岐の標識がある。こんな雨の中15人ほどの2パーティと単独男性二人が登ってきた。恐るべし百名山。先ほどの標識から新道に入る。いきなり辛い急坂を標高差100m登る。あとは木道や石組み工法が施されている平坦な登山道を延々と進む。登山道の維持管理をしている人に感謝しながら下る。やっと短縮路とトムラ温泉の分岐となり、3.3kmと書かれたトムラ温泉に向かう。歩き易い登山道を分岐から約1時間30分かかり登山口に着く。最後に嬉しい報告を一つ。長野県の男性が公衆トイレ前にある回収ボックスに使用済み携帯トイレを投入。トイレマナーが徹底している人だなと、いたく感銘しました。

温泉国民宿舎「東大雪荘」500円

避難小屋までは花もまだまだあった
美瑛富士避難小屋

ピンク色を散りばめたシラネニンジン
イワギキョウとイワオトギリ

オプタテシケ山が一瞬望めた
オプタテシケ山山頂

双子池野営地は荒れ放題
一箇所敵地があった

大岩のある1569mピーク
強風のコスマヌプリ山頂

ツリガネ山分岐に向かう
三川台もガスの中

登山道に新しい熊の掘り返し
ウサギギクの群落地

強風とガスの中、トムラ南沼に向かう
3日目の朝は雨。テントを撤収して

前トム平。旭岳から縦走してきた長野の人と
コマドリ沢に着く

コマドリ沢の左岸を下る
コマドリ沢分岐から100m以上急坂を登る

新道は登山道整備がされ歩き易い
石組み工法。登山道整備した人に感謝

短縮路0.7km。温泉3.3km表示のある分岐
トムラウシ温泉登山口にやっと到着

過去のオプタテシケ山登山(美瑛富士避難小屋コース)へ

(2000.7.19)オプタテシケ山~美瑛富士(望岳台コース)へ


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