ダ ニ 対 策


●マダニとは
北海道のダニは「マダニ」といい、山の笹薮などにいて体長は直径3mmほどの大きさです。
カッコウやハルゼミが鳴き出すのと歩調を合せるかのように吸血性のマダニが発生します。
せいぜい夏のうちまでです。
人間の柔らかい部分を好み、皮膚に食い込んで、血をたっぷり吸うとスイカの種くらいの
大きさになる場合もあるようです。
耳、首、わきの下、乳房周辺、しり、内もも、ひざの裏側などの柔らかい部分に付いて吸血
するケースが多いようです。
蚊、ブヨ、アブのようにすぐは吸血しません。しばらくは衣服、帽子や首に巻いた手ぬぐいの
上を這い回る場合が多いのです。
当日中ならたいてい引き抜けるものですので、風呂に入った時チェックしましょう。
特に日高の山にはマダニが多く、うっかりすると食われますので、注意してください。
何かマダニ対策で情報がありましたらメールをお願いします。このページで紹介します。
●ダニに食われないために
・ 白や淡色系の衣服を着るとダニが発見しやすい。時々衣服に付着していないかチェックする。
・ 笹薮は極力避ける
・ 先頭を歩かない(でも誰かは歩かなければなりませんね)
・ 帽子を被る(頭も食われる場合がある)
・ 登山から戻ったらとりあえず、上着だけでも着替える
・ 風呂に入り、ダニに食われていないかチェックし、衣服は全て着替える
●不幸にも食われたら
・ ピンセットで取る。頭が残ったら針のようなもので掻き出す。
・ めったにないようですが、ダニに食われるとライム病という病気になることがあるらしい。
 気になる場合は、病院に行って処置をしてもらいましょう!
宇賀さん@船橋市のアドバイス紹介
・ダニは温度の高い方へ高い方に移動する習性があり、したがって人体に食いついた場合、皮膚の
 奥へ奥へと食い込みます。
 そこでタバコの火を少しづつ近づけていきます。3~4cm近づけたところで、ダニが少しづつ
 もぞもぞ始めますので、その距離でしばらく待ちます。少しづつ頭を出してきますので気長に
 待ってください。ある程度頭が出た段階でとってください。
熊井さん@札幌市のアドバイス紹介
・エタノールをたっぷりつけた脱脂綿でダニを覆います。待つこと2~3時間で、ぽろっと取れ
 ることもありますので、試してみてください。

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