「たまには山に恩返しin裾合平」に参加(裾合平1690m)


木道が腐食してボロボロになった裾合平の登山道整備に参加

コース名旭岳ロープウェイ姿見駅コース
登山日2023.9.2(土)
天候くもり時々晴れ
所要時間姿見駅から裾合平まで ●登り:1時間30分 ●下り:1時間30分  休憩時間含む
参考タイム7:00ロープウェイ山麓駅駐車場に集合。【9:00】姿見駅(1゜30')【10:30】裾合平で登山道整備作業【15:00】分岐(1゜30')姿見駅【16:30】  ( )は休憩時間含む
駐車場到着した6時10分ごろはビジターセンター前の無料駐車場は結構空きがあり駐車
トイレ情報ロープウェイ山麓駅と姿見駅にトイレあり
山行記前から一度は参加したいと思っていた「たまには山に恩返しin裾合平」に参加した。裾合平だと何とか行けそうだと思い申し込む。参加者は総勢47名。大雪山・山守隊と北海道山岳整備の代表である岡崎さんから挨拶がある。岡崎さんは近自然工法の第一人者。全国からオファーがあり、近自然工法指導に駆け回り超忙しい人。挨拶のあとロープウェイに乗り姿見駅へ。出発9時。裾合平分岐で6班に分かれ作業現場へ。私の班長は北大の愛甲さん。登山道脇が浸食で削られ高山植物が徐々に消失するのを防ぐ作業。ヤシで作られたロールネットに拳大の石を並べ、海苔巻きの状に巻き、50cm間隔でヤシの紐で縛る。それを崩れた法面に貼り付ける。あとは法面の高さが無い所はベタ張りをして針金で止める。大変なのは沢から石を運ぶ人。元気な若い人がやってくれた。他の班は腐食した木道の撤去、木道の新設、グレーチングの布敷。皆さん泥まみれになりながら頑張っていた。15時に作業が終了して下山したが、かなりの長さの登山道が整備されたと感じた。
今回の整備資材は残雪期にスノーモービルで運搬。昔のようにヘリで運搬し膨大なお金をかけた土木工事による登山道整備の時代は終わった。
人の歩きやすさのためでなく「植生復元」を目指す保全のための登山道整備。「人が来るほどに美しくなる山」がキャッチフレーズである。
今年6月に発足した「日本山岳歩道協会」のホームページに全てが書かれている。 https://japan-trail.jp/

ロープウェイ山麓駅駐車場に集合
大雪山・山守隊の岡崎代表より挨拶

姿見駅。今回の作業について説明
裾合平分岐で6班に分かれる

登山道整備現場に向かう
ヤシネットロールの布設

高山植物の島が崩れないように
2本並べた箇所

法面の高さが低い所はヤシロールをベタ貼りして
針金で止める
遠くの沢から石の運搬は重いので大変

ヤシロールに石を並べたところ
施工後。皆さん満足のよう

ほかの班。土のうを作っている
木道設置班。レベル合わせが難しい

皆さん協力して手際がよい
グレーチング班。角材にピンで留める

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