礼文島花巡り


強風と雨の厳しい気候の中、花々は嬉しそうに咲いていた!

概要今回の目的は礼文岳(490m)の登頂と礼文8時間コースを歩くことだったが、強風と雨の悪天候で、花巡りに変更。天候には恵まれなかったが、花巡りの3コースを歩き、レブンウスユキソウやレブンソウなど礼文の美しい花を堪能した。
日程2002.6.20(木)~6.23(日)
交通情報札幌からオロロンライン経由で稚内まで約320km。稚内のフェリーターミナルの駐車場に車を置く(1泊1000円)。フェリーは昔から比べ大きく揺れはあまり感じなかった。礼文のバスは本数は少ないので、花巡りで縦走する時、綿密な検討が必要。バスは手を上げればどこでも乗せてくれ、下車も希望の地点でおろしてくれるらしい。民宿やYHには特に本州から礼文花巡りに毎年のように来ている人が何人もいるので、聞くと適切なアドバイスをしてくれる。
花巡りメモ1日目(札幌→稚内→香深)(晴れ)宿泊:民宿「なぎさ」TEL:01638-6-1693(家庭的で細やかな心配り。7,000円から。料理もいい。お薦め!)
札幌から高速で深川JCT経由で留萌へ。小平町で旧花田家番屋を見学。幌延から40号線へ。サロベツ展望台「宮の台」、稚内では野寒布岬、稚内公園を見てフェリーターミナルへ。利尻山はよく見えた。
2日目(礼文林道~礼文滝の花巡り→香深→バスで浜中まで)(小雨、強風)宿泊:「FIELD IN 星観荘」TEL:01638-7-2818(ストコン岬にあり、解放感にあふれ夕日が見える民宿。男女別ベットでYH風。全室禁煙。5,500円から。料理もいい。お薦め!)
強風と小雨の中の花巡り。このコースはレブンウスユキソウを見るコース。途中にレブンウスユキソウの群落地がある。その近くに立派なトイレもある。途中から礼文滝に向かう。ハイジの丘と呼んでいるところにもウスユキソウが咲いている。一度下って沢沿いの道を進むと海岸線に出て、礼文滝がある。香深からバスで浜中下車。浜中まで宿の主人に迎えにきてもらう。
3日目(ストコン岬~ゴロタ岬~澄海岬~浜中の4時間コース)(小雨、強風)宿泊:1日目と同じ民宿
星観荘で初めて会った礼文を毎年歩いているarukukaiさんに4時間コースを案内してもらう。(arukukaiさんのHP)遊歩道は整備されていて歩き易い。ヨツバシオガマやチシマフウロの群落が続く。花はゴロタ浜手前まで。澄海岬のある西上泊でアゲイモを食べたりして昼食。ここの「アトリエ 仁吉」(TEL:01638-7-2744)でユニークなイカの木彫を買う。手作りなので1個1個異なる。浜中から船泊まで歩き、船泊で最北端の鯛焼きを食べる。バスで香深へ。香深までは宿の車が迎えにきてくれた
4日目(知床~桃岩展望台コース~香深~稚内~札幌)(小雨、弱風)
民宿「なぎさ」から知床まで徒歩で15分。登り始めてまもなく「秘密の花園」。ここでレブンソウを見ることができる。イブキトラノオの群落も凄い。元地灯台から桃岩展望台まで区間がクライマックス。遊歩道がしっかりしているが、雨の後は少しぬかるむ。ウスユキソウもチラホラ見ることができる。レブンキンバイソウの花は終わりかけ。
コケイラン、サイハイラン、ヨツバシオガマ、アサギリソウ、センダイハギ、チシマゲンゲ、ネムロシオガマ、レブンウスユキソウ、チシマフウロ、エゾカンゾウ、チシマキンレイカ、イブキトラノオ、トゲブキ、タカネナデシコ、エゾタカネツメクサ、ハマハコベ、シロヨモギ、ハマナス、ハマエンドウ、イワベンケイ、クサフジ、ミヤマキンポウゲ、ヒオウギアヤメ

サロベツ展望台「宮の台」から見た利尻山
礼文林道のレブンウスユキソウ(風が強くピンボケ)

礼文滝近くのイワベンケイの雌花(雄花は黄淡色)
スコトン岬からトド島を見る

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