安瀬山(やそすけやま) 654m


低山(一等三角点)だがレベルが高かった。特に滝の沢左岸の濃昼山道急斜面が核心部。
早朝は雪がカチカチ。下山の午後からは雪が融けてグサグサ。滑落しないよう慎重に足を運んだ。

コース名滝の沢コース             GPSトラック図
登山日2023.3.19(日) 山仲間4人
天候快晴
道路情報石狩市厚田区安瀬に滝の沢トンネルがあり、その手前右に駐車場がある。夏は濃昼山道の登山口。ここに数台駐車できる。
コース案内駐車地点から濃昼山道を辿る。山道は滝の沢をV字形につけてある。V字の地点から沢に入っていく。
所要時間つぼ足・アイゼン/スノーシュー 登り:5時間 下り:3時間30分 ※休憩時間含む
参考タイム【7:00】駐車地点(3゜20')標高点590(1゜40')【12:00】山頂【12:30】1゜00')標高点590(2゜30')駐車地点【16:00】  ( )は休憩時間含む
山行メモ思っていたよりレベルの高い山だった。アイゼン、ショベル、ビーコンを用意して行った。最初は全員スノーシューだったが、Yさんがつぼ+アイゼンに変えた。滝の沢をV字形に付けてある濃昼山道の左岸がこの日の核心部だった。切れ落ちる急斜面の雪がカリカリ。スノーシューのアイゼンを効かせ滑落しないよう一歩一歩慎重に進む。V字形の頂点を過ぎてからは沢に入っていくが、崖のような所もあり、SBを見極めたルートファインディングが求められた。何とか雪の穴に落ちず進む。標高約350mから沢が雪に完全に埋まり快適になる。陽も差して明るくなってきて気持ちよく標高点590に到着。ニセコ方面の山々が望めた。山頂はまだまだ先だ。ここを越えた稜線は広く快適。次の590ポコを越え、さらに610ポコを越えて進む。稜線右側は雪崩の跡やクラックが走っていたが、藪漕ぎすることも無く山頂へ。山頂からの眺望は抜群。紺碧の青空の中、増毛の山々の山座同定をする。昼食タイムはのんびりと約30分。私は下りはつぼ+アイゼンに変えた。やはり正解で抜かることもなくアイゼンも効き快適だった。Tさんは下りの途中からつぼ足。Oさんは最後までスノーシューと三者三様だった。最後の濃昼山道の急斜面は雪がグサグサで緊張を強いられたが全員無事下山。みんなで登頂を喜びあった。

濃昼山道の登山口
濃昼山道を滝の沢に向かって歩く

濃昼山道の左岸急斜面を進む
濃昼山道V字形から少し先の所

ルートファインディングしながら進む
標高約350mから沢が雪で埋まってきた

快適な登りになってほっと一息
標高点590を目指す

標高点590に吸い込まれるように登る
標高点590を越えた下り。稜線は広い

次の590ポコへ向かう
590ポコから見た610ポコと山頂

610ポコへの登り
610ポコ。山頂が近づいてきた

山頂取付きのクラックを避けて左へ
もう少しで山頂

山頂で自撮り。頑張りました!
山頂。最高の天気に恵まれた

山頂からの増毛の山々

増毛の山々を見ながら昼食タイム
下山開始

この辺は抜からず楽
山小屋の様な自然の造形(標高250m)


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