下ホロカメットク山 1668m


どこから見ても円錐形の美しい山。Sさんのお陰で登ることができた

コース名シートカチ第6支線林道コース  GPSトラック図1  GPSトラック図2
登山日2023.4.18(火)~19(水)
天候4/18(晴れ、無風)  4/19(高曇り、無風)
メンバー山の仲間と2人
道路情報曙橋からシートカチ支線林道を4.5km進むと殿狩橋。そこから1.6kmで林道崩壊地点。
所要時間(1日目)駐車地点~C810テン場:4時間20分。(2日目)C810テン場~山頂:5時間40分。山頂~C810テン場:1時間50分。C810テン場~駐車地点:3時間40分 所用時間は休憩時間含む
参考タイム【13:10】駐車地点(50')支十勝橋(1°10')奥十勝橋(1°00')ヘアピンの所の橋(1°20')C810テント場【17:30】  ( )は休憩時間含む
【5:10】テント場(1°15')C1000(4°25')【10:50】山頂【11:40】(1°50')【13:30】テント場【14:20】(3°40')駐車地点【18:00】  ( )は休憩時間含む
山行メモ 【まとめ】
殆どのパーティはスキーで日帰り(たまぁに一泊)。今回はスノーシューなので一泊で計画。林道は長く辛かった。今年は雪融けが2週間早い。山頂直下はハイマ帯でその上をスノーシューで登る。山頂から見るとハイマツが雪で覆われて真っ白い斜面があり、下りはアイゼンで快適に下りることができた(登りの1/3の時間)。2日目は約13時間の行動となった。
【1日目】
林道崩壊地点は小さな高巻き。このコース唯一、慎重に歩く部分。林道の雪は斑模様。途中からスノーシューにする。雪の無い長い距離はスノーシューを手に持って歩く。C810のテン場まで9.2km。重装備で長く感じた。2日間、熊の足跡も全くなく、鹿の足跡はたまぁに。不思議な感じの空間に居るようだった。テントはSさんが持つ。食担は私で豚肉のほかホタテも入れた豆腐チゲ鍋にした。ビールも飲んで話が尽きなかったが20時就寝。
【2日目】
朝4時起床。豆腐チゲの残りにご飯を入れ朝食を済ます。昨日も今日も無風。てんくら「A」は当たった。堅雪なのでつぼ足でスタート。林道から離れると平坦な混交林の中を進むのでコンパスを切る。徐々に緩やかな傾斜となり尾根上を歩いていることが分かる。先日、北海道に低気圧が通過し新雪で真っ白。多い所で10cm。途中からアイゼンを履くと快適になった。地形図では等高線が込んでいるがそれほど急には感じなかった。C1500からハイマツ帯となったので、スノーシューでその上を登る。何とも歩き難く体力の無い私には辛かった。Sさんが先行し山頂に着き戻って合図をしてくれた。時間がかかったがSさんのお陰で何とか登ることができた。眼前にはどっしりした堺山。その右に十勝岳、美瑛岳、オプタテシケ山が望めた。石狩山塊は雲がかかっていた。Sさんが紙で山頂標識を作ってきてくれた。二人で記念の写真を撮り昼食を食べ50分も休む。登りでは分からなかったハイマツの出ていない斜面が下まで続いていてアイゼンで快適に下りることができた。平坦な所でスノーシューに替える。途中で我々の往路のトレースが消えて分からないほどだった。テントを撤収して時間も押してきたので、林道をスピードアップ。やっとやっと駐車地点に着き安堵感でいっぱいになる。
温泉くったり温泉レイクイン 600円

(1日目)
車両通行止め箇所
林道大規模崩壊箇所。高巻く

林道を延々と歩く
小川もスノーシューのまま渡渉

雪がなくスノーシューを持って歩く
林道の途中から見える下ホロ

シートカチ第6支線林道の標識
開放感があるC810のテン場

(2日目)
コンパスを切って混交林を進む
徐々に傾斜が出てきたダケカンバ帯

山頂を目指して登る
森林限界は約1400m

ハイマツの上をスノーシューで登る
山頂を目指す

迫力ある隣りの堺山。右が十勝岳。その右が美瑛岳

山頂ももう間近か
山頂に着く。ここは北海道分水嶺

Sさんが作ってきた下ホロ標識
Sさんとツーショット!

ハイマツ帯を避けアイゼンで下山
初めての動物、キツネ。登ってきた下ホロ

橋の手前崩壊。50cmしかない
時々休みながら。林道は長かった

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