庚申草山 918m

(こうしんそうやま)
長い林道を歩き大岩のある山頂へ。山頂からの眺望は一気に疲れを吹き飛ばす

コース名林道(旧国道)コース        GPSトラック図
登山日2014.3.19(水)
天候晴れ
道路情報国道230号線を札幌から中山峠に向かって走る。中山峠の道の駅から約2km手前右に車3台ほどの除雪スペースがある。その国道を挟んで向かいに「道の駅・望羊中山・2km」の標識が立っているので分かる
所要時間登り:2時間40分。下り:1時間40分。スノーシューとワカン
参考タイム【9:10】駐車地点(20')林道(55')830分岐(1゜25')【11:50】山頂【12:30】(1゜40')駐車地点【14:10】     ( )は休憩時間含む
山行メモ前から山頂の眺望がいいよと言われ温めていた山。好天予報なので急遽行くことにした。私はワカン、妻はスノーシュー。駐車地点から国道の雪壁を駆け上がり、林道(旧国道)までの標高差50mを一気に登る。林道に出ると全くトレースはない。しかもモナカ雪で歩きづらく抜かる。曇り空で時々小雪が降ってくる。今日の天気予報にぶつぶつと文句を言いながら、ひたすら歩く。林道が右にターンする所で目指す庚申草山が見えてきた。林道を東に向かって進むと赤テープがでてきた。ここが林道分岐かなと思いGPSで確認。すると林道分岐は過ぎていて、この印は中山小屋に入る赤テープだった。戻って庚申草山に向かう林道に入る。徐々に青空が広がってきて、陽が差すと何とも心地よい気分に包まれる。林道と明確に判らない所もありGPSで確認しながら辿る。途中で腹の調子が悪く携帯トイレを使い15分ほどロス。C850で林道から離れ北へ方向を切る。樹も込んできたが山頂らしきものがなかなか見えてこない。少し斜面に傾斜が出てきたなと思ったら、大岩(岩峰)が見えた。ハッキリしないが、3個はあるようだ。大岩の基部まで登り、そこを回り込むようにトラバースすると山頂に続く長い平坦地に出る。東側の視界が広がり烏帽子岳、札幌岳、狭薄山、空沼岳と続く山並みが目に飛びこんでくる。素晴らしい景色だ。山頂からは北に白くゴツゴツした定山渓天狗岳が屹立している。西側は樹に遮られて眺望はよくない。何とか樹の間から白い無意根山が望める程度。ポカポカ陽気の中、ショベルで雪のベンチを作り、サンドイッチやコーヒーで昼食を摂る。40分ほどのんびりして下山することに。山頂付近から西に下ると視界が広がり、喜茂別岳、並河岳、中岳、無意根山の山並みを望むことができた。あとは往路のトレースをこれまた飽きるほどひたすら歩く。復路も結構歩きづらい。予定より大幅に時間がかかった山行となった。
温泉定山渓ホテル(JAF会員は半額で440円)

駐車場から出発
林道まで標高差50mを登る

林道を歩く。モナカ雪で歩きづらい
林道から庚申草山が見えてくる

林道も見失いそうになる
雪と樹と空が綺麗、そして静か

山頂に大岩が3つほどあった
大岩の基部を回り込み三角点へ

札幌岳と狭薄岳、空沼岳方面
山頂はもうすぐ。烏帽子岳が見える

山頂から定山渓天狗岳を望む
樹の間から無意根山を望む

山頂から西に下った地点から見る喜茂別岳、並河岳、中岳、無意根山の山並み

駐車地点を上から見る
無意根大橋から望む庚申草山


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