妙敷山 1731m~伏美岳1792m


北日高の山々の最高の展望台。南側は十勝幌尻~ピパイロ、北は芽室岳~チロロ岳!

コース名芽室山の会コース。累積沿面距離:10km。累積標高差1317m   GPSトラック図
登山日2010.5.30(日) つぼ足
天候快晴
メンバー山メーリングリスト仲間と二人
道路情報上美生から伏美岳へは案内表示がしっかりあるので迷うことはない。登山口は広い駐車スペースがあるので安心だ。
参考タイム【6:05】登山口(2゜15')1550mトラバース開始地点(10')最低コル(1゜05')妙敷山(1゜10')伏美岳(1゜00')登山口【12:50】   ( )は休憩時間含む
所要時間妙敷山登り:3時間30分。妙敷山~伏美岳:1時間10分。伏美岳下り:1時間
山行メモ前日(29日)夕方に札幌発。Sさん宅に寄って私の車で一路日高へ。剣小屋泊。剣小屋には20:45着。先着3名が就寝中で暗い中、Sさんと軽くアルコールを飲んですぐ寝る。朝4時起床、5時剣小屋発。上美生からは最後まで標識あり。しかし大きな看板があるにもかかわらず、見逃し美生ダム方面の林道に入ってしまいUターン。登山口までの林道は雪が融けたばかりで、ラキーだった。広い駐車スペースには7台の車が止まっていた。
登山口から少し夏道だが、すぐに雪が現れる。最初から急斜面だ。つぼ足だが殆ど抜からない。辛い登りが標高1150mまで続き、Sさんの後を辛抱強く付いていく。1150m~1250mまでは平坦な登りとなり一息つく。それが過ぎると再び急になり・1382まで続く。左手に目指す妙敷山がよく見えてくる。空は快晴で暑いほどだ。1550mで妙敷山と伏美岳の稜線の最低コルに向かう踏み跡があり、斜面をトラバースする。ここから妙敷山の山頂まで割りと楽な登りになる。コルに出ると、いきなり北日高の山々が目に飛び込んでくる。歓声を上げたくなるほど美しい残雪を纏った山並みは、本当に誰にでも見せたいと思わせる素晴らしい景色だ。札内岳-エサオマン-神威岳、遠くのカムエク、ピラミッド峰もくっきりと見える。妙敷山への登りは少しアップダウンはあるが広くて安全だ。一箇所ポコをトラバースする所があるが恐怖感はない。黄砂の部分と最近積もったと思われる真白い雪のツートンカーラーの稜線を登る。途中から足が攣ってきたので、ツムラ68を飲む。振り向くと円いお椀形の伏美岳が鎮座しており、今度は札内岳の左手に十勝幌尻岳が、また、神威岳の右に幌尻岳-トッタベツ-北トッタ-1967-ピパイロと絵を見るような雄大な連なりに息を飲む。北側に目を転じれば、剣山、久山岳、芽室岳、西峰、ペンケヌーシ岳、チロロ岳、遠くに白い大雪・十勝連峰が島のように浮いている。妙敷山への山頂直下で伏美岳に向かう単独男性が降りてきた。山頂へは約3時間30分で着く。約30分ほど休憩して伏美岳に向かう。最低コルからの200mの登りは疲れているので休み休みしか登れない。伏美岳の山頂は5回目。山頂には雪が無く、見慣れた風景にほっとしながらラーメンを食べ、飽きるほど眺望を楽しむ。エサオマンの眺めは妙敷山からの方がよいと思う。伏美岳からの下山は超スピード。ジャスト1時間で登山口に着く。
温泉新嵐山は温泉ではないがシャンプー、リンス付きで260円と安い。

登山口
急斜面を登る

目指す妙敷山
1550mからトラバース

1575mの最低コルに向かう。眺望に期待も膨らむ

1575mの最低コル。思わず歓声が上がる
妙敷山に向かう

降ったばかりの雪は真白だ
もうすぐ妙敷山の山頂

妙敷山山頂から。手前のポコに人が見える。右が伏美岳、左はピパイロ岳


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