三枚岳 1012m~1088峰~豊似岳 1105m~観音岳 932m~猿留山道


長距離の循環縦走。念願だった豊似岳に登る!

コース名追分峠コース。約25km。累積標高2010m。所要時間11時間30分GPSトラック図
登山日2013.10.19(土)
天候快晴
メンバー山のメーリングリスト仲間三人
所要時間【4:30】駐車地点(50')登山口(2゜05')三枚岳(30')1088峰(55')【8:50】豊似岳【9:10】(2゜15')【11:25】観音岳【11:45】(50')猿留山道(2゜45')登山口(40')駐車地点【16:00】 ※休憩時間含む
●駐車地点から豊似岳まで:約4時間20分 ●豊似岳から駐車地点まで:約7時間10分
道路情報えりも町から広尾町へ抜ける国道336号線の追分峠の手前の旧道営襟裳肉牛育成牧場へ進む(右折)とゲートがある。ゲート手前の左手に広場があり、そこに駐車。ゲートの鍵はえりも町役場で借りることができるが、今回は借りなかった。
山行メモ昨日は22時過ぎにえりも町着。1時間ほど安着祝いをして就寝。朝4時半に駐車地点を出発。すぐにゲートがあり、その下を潜る。ヘッドランプを点けて歩くが月明かりで結構明るい。えりもの山々のシルエットを見ながら牧場の道を約50分歩くと左手に登山道があり、鹿柵を開け入る。踏み跡の様な登山道を時々見失う。先日の台風26号で飛ばされた葉や枝が登山道を覆ったからだ。やがて空が明るくなってきて、東の海から昇ってきた真っ赤な御来光を拝む。ミヤコザサの急斜面を息を切らして登り、三枚岳への後半はジグザグの道を進む。体力のある二人から離され見えなくなる。ズグザグ道が終わると倒れた電柱や立った電柱があり、さらに崩壊した建物があった。米軍無線基地の残骸らしい。二人が見えないので声をかけると反応がある。二枚岳に寄ったとのことだった。合流して1088峰を目指す。三枚岳は気づかず通過してしまった。1088峰は分岐となるピーク。這松に氷が付いてキラキラしている。1088峰では這松の上で小休止して豊似岳へ向かう。豊似岳への道はハッキリせず、ハイマツを漕ぎながら進む。しかも樹に付いた氷が足元に落ちていて歩き辛い。ガラガラと氷を踏む足音を立てながら進む。この循環コースで一番、難儀した部分だった。やがて足元の氷も無くなり、淡々と登っていくと山頂に出た。最近見なくなった峰風さんの山頂標識があり記念写真を撮る。展望もよく楽古岳、十勝岳などがよく見えた。少し腹ごしらえをして1088峰に戻る。1088峰のピークを踏まず北側をトラバースして観音岳に向かう。見た感じはかなりの急登に見えたが割と緩やかな道だった。観音岳は2回目の登頂(昨年10月の豊似湖コース)。昨年より天候がよく眺望がよく利いた。観音岳から猿留山道への下りは昨年と同じルート。祠のある690mまではミヤコザサで楽。ここから猿留山道まではチシマザサの藪を下る。この藪下りは疲れてきたので長く感じた。やっと猿留山道に飛び出る。これからが嫌になるほど長かった。猿留山道は林道も交差していたりするので、赤テープや標識、そしてGPSで確認しながら迷わないように気を使いながら歩く。台風26号の被害で倒木が道を塞ぐ所が10箇所ほどあり、それを乗り越える。もう、勘弁してと言いったくなるほど道が長かった。やっと登山口に着き、ここから約40分、残りの力を振り絞って歩き、やっと駐車地点にゴール。
温泉えりも町 田中旅館(500円)

月明りの牧場道を進む(撮影4時50分)朝日が眩しい(撮影5時50分)

三枚岳への笹の急斜面を登る襟裳岬が望まれる

三枚岳への後半は快適米軍の無線基地跡(電柱、建物)があった

氷に覆われた這松1088峰から望む豊似岳

氷が行手を遮る。足元にも氷が落ちていて歩きづらい

豊似岳から望む1088峰と観音岳(左)一等三角点の豊似岳山頂

豊似岳から1088峰に向かう1088峰と観音岳間の小沼

観音岳から望む1088峰(中央)と豊似岳観音岳から楽古岳がよく見えた

観音岳の下山。祠まで快適祠がある所から左側に下る。
猿留山道までチシマザザの藪を下りる

猿留山道はGPSが無いと迷いそう先日の台風26号での倒木が道を塞ぐ

終日快晴だった。中央はオキシマップ岳オキシマップ岳を背に最後の歩き

左の山は三枚岳駐車地点にやっと到着

2012.10.21の観音岳へ

2019.3.28の豊似岳~オキシマップ山の循環縦走へ

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