喜茂別岳 1176m~並河岳 1258m~中岳 1387m~無意根山 1460m


広大な異空間の雪原を歩く。中岳は札幌50峰完登の山となった

コース名中山峠入山。薄別下山。累積標高:1032m、沿面距離:23km。GPSトラック図
登山日2016.4.22(金)
天候快晴
メンバー山のメーリングリスト仲間(HYML)3人
道路情報無意根山の薄別コース登山口に車1台デポ。中山峠の開発局公共駐車場(トイレあり)に1台駐めて出発
所要時間総所要時間:9時間15分。中山峠~喜茂別岳:2時間55分。喜茂別岳~並河岳:1時間。並河岳~中岳:1時間10分。中岳~無意根山:1時間30分。無意根山~薄別登山口:2時間40分
   休憩時間含む
参考タイム【4:45】中山峠(2゜55')【7:40】喜茂別岳(1゜00')【8:40】並河岳(1゜10')【9:50】中岳(1゜30')【11:20】無意根山(2゜40')駐車地点【14:00】     ( )は休憩時間含む
山行メモTさんとは3年後しの山。中岳は札幌50峰の最後の山。やっと登ることができた。想像はしていたが、やはり素晴らしい稜線歩きだった。広大な雪原は異空間。快晴、無風の絶好の天気の中での稜線歩きは残雪期の楽園だった。ロングコースなので朝早く出発した。NTTの管理道路はまだ雪がたっぷり。NTTの電波塔まで1時間超で着く。電波塔から喜茂別岳までは広い尾根を忠実に登る。途中で右手に並河岳、中岳、無意根山の白い頂きが見えてきた。無意根山が意外に近く感じる。同行者のTさん、Mさんは健脚、スキーも上手だ。何とか遅れないように休まず付いて行く。喜茂別岳はどこが山頂なのか判らない山だが、山頂標識、三角点ともに表出していた。予定どおり3時間で到着。次は並河岳。シールを付けたまま80m下り、150m登る。コルに昨日と思われる熊の足跡が横切っていた。初めての並河岳山頂は標識が無くハイマツが出ていた。次の中岳は100m下って230m登る。どっしりとした重量感のある山で、山頂の目印は岩塔でなかなかかっこいい。岩塔まで雪が繋がっていて、直下にスキーをデポしてツボで登る。札幌50峰のフィナーレの山。同行者二人もお祝いの言葉を贈ってくれた。昨年から意識しだしてそれを目標に未登の山を登った。札幌は本当に山に恵まれた街だと改めて感じた中岳登頂だった。Mさんが岩塔直下に下りて写真を撮ってくれた。次の無意根山は130m下って200m登る。コルで大休止をする。眠くなるような贅沢な陽気の中で昼食を摂り15分ほど寛ぐ。無意根山には予定より2時間早く到着した。山頂で記念写真を撮って、さらにシールを付けたまま400mほど先に進み下りの傾斜となった所で休憩。ここで小休止して水浸しとなったシールを外しスキー滑降モードにする。雪面はザラメと新雪が少し溶けた状態で、スキーコンデションはあまり良くない。急にブレーキがかかるので、転ばないように慎重にターンして下りる。下りのルートはいつもお世話になっている山仲間YさんのHP「ゆっくり歩きで低山を楽しむ」を参考にした。地図とにらめっこし、GPSで確認を何回もして複雑なルートを林道のある宝来小屋まで滑り下りた。無意根山から林道までが、計画より1時間多く時間がかかった。宝来小屋からは林道を滑り下りる。緩いアップダウンはあるが、殆ど下り傾斜で宝来小屋から約30分で薄別登山口に到着した。

中山峠・開発局の駐車場
NTTの管理道路を歩く。雪はたっぷり

喜茂別岳への途中で広大な景色が開けてきた。左から並河岳、中岳、無意根山

山頂がハッキリしない喜茂別岳に向う
意外と無意根山は近くに見える

喜茂別岳が近づいてきた
約3時間で喜茂別岳山頂

喜茂別岳から並河岳に向う

左奥が並河岳の山頂
初めての並河岳山頂

中岳に向う。中岳はどっしりした山だった

中岳の山頂を目指す
中岳の目印、岩塔が近づいてきた

岩塔に向う
岩塔直下でスキーをデポ。ツボで登る

中岳の山頂。中岳で札幌50峰を完登

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薄別林道から中岳(2018.4.15)へ

千尺高地~無意根山~長尾山(2016.5.1)へ

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